楽天的生活

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昨年は仕事で来た「真室川町」・・天気に誘われてまた来てしまいました。
先ずは・・町中にある『歴史民族資料館』の見学。



町域の大部分が森林で占められている『真室川町』・・古来より林業が盛んな所です。
木を切り倒す為の「ノコギリ」・・人間の知恵と技術力のすばらしさを実感。



悠久の時を刻みこんだ「年輪」・・この大木は色々な歴史を見つめてきたんだろうな。
今かかえている悩みや苦労が・・ちっぽけな事に思えてきます。



地元出身の版画家『中川木鈴氏』の作品や道具も展示されている。
ここはその「アトリエ」を再現。



力強くも優しい「作品」はここで産まれたのだろう・・
「芸術家」にとって、ここ「真室川町」は最高の環境なんだろうな。



資料館で受付をしてから・・案内・そして一生懸命説明してくれた事務の女の子。
最後にわざわざ展示室から持ってきてくれた器。

『家に招いたお客様に出す・こぶ盃って言うんです！　木のこぶから作るんです。』
『たっぷりと注いだお酒を飲み干さないと置けない様に底が平らじゃないんです！』



『置かずの盃』とも言うらしい・・。なんとも親父の為の盃だな！（笑）

ここの方言で『あがらしゃれ』・・来てください、召し上がれの意味・・耳ざわりの良い言葉です。

この『置かずの盃』を持って客人を招いたんだろうな・・
おおらかな気持ちは・大自然に育まれているからなんだろな。



さぁ・・そこの『のん兵衛』達・・親父の所に『あがらしゃれ！』・・「置かずの盃」持参で・・！（笑）